nullSCI(Sushi Chef Institute)は、30年以上の寿司・日本食のキャリアを持つシェフ
松田文男(通称「アンディ松田」)の日本食への熱い情熱により、2002年に設立されました。ロサンゼルス近郊に位置する、カリフォルニア州で認定されている唯一の寿司学校です。寿司学校としてだけでなく、映画の撮影協力やテレビ出演等、メディアを通しての日本食文化伝承活動にも余念がありません。

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20160509-sci_class_r.jpg受講生は料理経験のほとんどない初心者からプロのシェフまで、様々なスキルレベルの方々が世界各国から集まります。SCIで保持する世界中のシェフのネットワークを活用し、受講中だけでなく卒業後も支援しており、これまで数々の卒業生達がレストラン開業や有名レストラン就職など、世界各国で成功を収めてきました。


20160509-11076167_1035889116439676_7230011110451542429_n_r.jpg日本食はロサンゼルスを中心に急速に広がっており、寿司シェフの需要がどんどん増えていますが、一方で、伝統的な日本食の知識・スキルを兼ね備えたシェフが不足しています。日本食文化を守り伝承しながら様々な地域の食文化との融合を実現していけるシェフが、今必要とされています。機械的ではなく、クリエイティブに心をもって寿司を握ることのできるシェフが求められる時代が来ています。SCIは、日本からの受講生の皆さんが日本食の素晴らしさを日本人として誇りを持って学び、世界中で活躍されることを強く願っています。

寿司学校SCIはこちら
http://www.sushischool.net/SCI_JA.pdf
http://www.sushischool.net/

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松本社長
<プロフィール>
株式会社富貴 
代表取締役社長:松本弘樹氏

日本で和菓子店を4店舗展開。
現在、ニューヨークにて和菓子製造を監修。
韓国大手のベーカリー店の特別顧問

松本社長のお店⇒お茶々万十本舗「富貴」


私の和菓子を作る上でのこだわりは、まずは美味しいこと。
美的なところも大切になってはきますが、和菓子は美術品ではなくて消耗品です。食べて無くなっていくものなので、何度もお客様に足を運んでいただけるように美味しくなくていけません。美味しいものを作ればまた食べたいと思ってもらえます。

和菓子はそれぞれに物語があり、万物の“一瞬”の輝きを表すことができます。そういうところが私は好きですね。


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ニューヨークの大福工場
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ニューヨークで販売されている松本社長監修の和菓子

海外店舗出店のきっかけは、ある時、自店のホームページのお問い合わせに同業者からメールが届きました。実はその方の会社は、ニューヨークに大福の工場を持っているメーカーで、「現地に技術者がいないので、どうすればいいのかわかりません。」という相談を受けたのがきっかけでした。


その5か月後、現地に赴き、まず工場の掃除から始まり、製造の仕方まで教えていきました。その際に、オーナー様に会う機会がありました。実はその方は銀行の頭取で、「私たちと一緒にやるということは、あなたにとって良いチャンスになると思います。」と言って頂きました。私は何を思ったのか、その場で立ち上がり「やりましょう!」と言っていました。それからが始まりですね。


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和菓子は固定されたものではなくて、時代と人とともに動いて変わっていくものだと思っています。
今の人たちがほしがるものを和菓子として提供できるように心がけ、需要にあったものを作り続けたいと思っております。



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黒川代表(左)とHANOI代理店社長
今回は、ベトナムで焼酎を製造するHUE FOODS COMPANY 現地代表の黒川邦彦氏にお話しを伺いました。

フエフーズは、1995年に田園風景が広がるベトナム中部のフエ省に設立し、サイタホールディングスの子会社で、焼酎や日本酒の製造会社です。杜氏が常駐し、同じ蒸留酒文化があるベトナムに市場を求め、ベトナムに根差したローカル企業として成長しています。

ベトナム国内では、日本人向け、ベトナム人向けに販売し、全体の売上の85%程度です。日本にも焼酎を輸出しており、まだ少量ですがタイ、ラオス、カンボジア等にも輸出しています。今後、さらにASEAN諸国、その他第三国への輸出にも取り組んで行きたいと考えております。
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会社正面
外国企業が稀な地域で、ベトナム人スタッフ80名を雇用。原材料の管理、製造工程管理、品質管理など、ISO、HACCPも取得し、当然ですが、当たり前のことをまじめにやっていると自負しています。お蔭様でそれなりの評価は頂ける様になって参りましたが、さらに努力してまいります。
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工場
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作業中のスタッフ

商品については、大ヒットとなった焼酎鬼(ONI)が、品質の良さと1本100円という低価格が受けフエ省の飲食店では必ず見るようになりましたが、人気の表れとはいえ1本60円など低品質の模倣品も次から次にでている状況もあります。

07年には、1本600円の本格焼酎帝王を発売し、初年度3万本が4年で45万本というこちらも爆発的なヒット商品となりました。しかし競合他社も自社の商品を1箱買えば1箱無料や、まとめ買いするとエアコンをプレゼントするなど、なりふり構わぬ攻勢もあります。

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市内の風景
言葉の問題では、日本語通訳に頼らざるを得ませんが、大きな街と違い、フエでは堪能な人をいきなり採用することは難しいですから、日本語学校卒業者を採用後、長い目で見て養成していくしかありません。

かみくだいた日本語で、ゆっくりと、できるだけわかりやすいように、言い方を変えながら何度も、未だに話しています。たまに帰国すると、家族から、「話し方が変わった」、「変」、「ゆっくり過ぎる」ということを言われ、苦笑します。
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自然の風景
将来的には、夢は大きく、ベトナムで一番のアルコールメーカーに、あらゆる意味で一番の会社になりたいです。まだまだそういう大きなことを言える段階ではありませんが、ベトナムという国に、そしてフエという地域にしっかり根付いて、ベトナムのローカルの会社として、先ずはフエ市で一番の会社、そしてフエ省で一番の会社、それから中部で一番の会社、という風に成長していきたいです。
null 寺尾 千佳子さん
私が現在住んでいる中国浙江省は、私の故郷静岡と友好都市であり、また、ここから茶、味噌、醤油などが日本に伝わりました。
その浙江省で私は懐石料理店で女将を担当しており、思い入れも強いです。

世界中の方々に日本料理を知って頂きたいと思い、懐石料理店で働き始めたのですが、ただ、お店に勤めているだけでは、知識は深まらない、もっと専門的に学び、学んだ事を現在住んでいる中国の方々に知って頂きたいと思ったので、協会の「日本料理プロデューサー®の通信教育と3級」及び「和菓子コーディネーター®3級」の資格を取得しました。


 私が初めて中国に来た2007年頃には、日本料理店もそんなに多くはありませんでしたが、ここ最近は急激に増えてきました。浙江省杭州市も例外ではありません。

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中国の方々も、健康食品である日本料理が大好きです。
私ももっと中国の方々に日本料理や和菓子を知っていただきたく、通訳なしで、自分の言葉で日本料理を中国の方々に伝え、日本料理や和菓子を通し、日中友好の懸け橋のお手伝いができたら、と思っております。

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最近では、中国で日本料理について講座をしてほしいと依頼される事も多くなってきました。そのため、今後も日本料理や和菓子といった日本の伝統や文化に対する知識をもっと増やしていきたいと思っております。

※寺尾さんが出演されている動画や紹介されているページ
寺尾千佳子:味至浓时即为家

Live Shot丨寺尾千佳子:行走于家庭的和食

舌尖上的日本:和食的前世今生

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小方さん(写真左)
上海より車で約3時間、新幹線で約1時間の距離にある、杭州という土地で、広告会社を経営しており、和菓子教室と日本料理教室も主宰しています。

協会の「和菓子コーディネーター®」と「日本料理プロデューサー®」の通信教育も中国にて学び、お仕事に活かしています。

杭州は緑豊かでかつ都市化も進んでいる、中国の中では有名な観光地。そして、中国を代表する緑茶の産地でもあります。茶文化が発達している杭州という土地で、ご縁があって和菓子教室を主宰するようになりました。今では和菓子の予約注文を頂いたり、日本料理教室も始めました。

和菓子や日本料理に対するイメージは、健康的で安全であること、そして何よりも見た目。精巧な作りと優雅さ……これは和菓子や日本料理以外にはないものだと認識されています。
教室に来る生徒の皆さんは、大半が25-40代の女性ですが、中には男性が奥様の誕生日や結婚記念日にプレゼントしたいとおっしゃって一生懸命勉強される姿も見受けられます。

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和菓子教室の風景①
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和菓子教室の風景②

日本では飾りに生花や葉を使ったり、器や包装にもこだわって、より美しく見せる工夫をしたり、相手のことを考えながら作ること当たり前ですが、そういった発想は異国ではなかなか理解されないことがあります。

しかし、実際に教室を開催している、緑豊かな環境を生かして、和菓子や日本料理に季節感を与えるような演出をすると大変喜んでいただけます。

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日本料理教室の風景
和菓子教室と日本料理教室の生徒さんも延べ200人を超えました。和菓子の注文も多い時は月500個を超えることもあります。

“寿司・天ぷら”だけではない、日本の食文化を少しでも理解し、興味を持っていただけるような活動を、長く続けていけたらと思っています。

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